小学校でも英語が必須科目になり、これからどんどん英語の必要性が強くなります。
ここで私が思う英語力を身につける上で重要なことをお話したいと思います。
みなさん エピングハウスの忘却曲線をご存知ですか?ドイツの心理学者エピングハウスが
記憶と忘却の関連性について研究し発表したものなのですが、とても興味深いです。
“学習後に全く復習をしなかった場合”1週間後には約80%のことを忘れてしまう。
せっかくお子様が英語を学んでも、お家での復習がない場合ほとんど忘れてしまうということです。
忘れてしまった状態でクラスに参加し、クラス内で復習している子と自分を自然と比べてしまい、自分は英語に向いていない、苦手で嫌いだ・・と思ってしまう可能性もあります。
親からすると、通わせてればOK、あとは学んで帰ってくると思いがちですが、そういう姿勢ではなく、お家で復習する環境を是非提供してください。
復習する環境について:
子育てに家事。幼稚園、習い事の送り迎えでバタバタのお母さんが子供に“復習する環境“を提供しなきゃと思うと、気が重くなります。
私も現在、二人の子供の子育てに奮闘中、気づいたら一日が終わっているということが多々あります。
さぁ!これから英語の勉強だ!
といって子供を机に向かわせるのではなく
日常の会話の中に英語を入れていただくだけで十分だと思います。
例えば、幼稚園への送迎の自転車に乗っている時の会話で、
今月のテーマは何だっけ?単語は何があったけ?と質問してみて、
お子様が答えられなかった単語を、ヒントをあげながら答えてもらう、
というクイズ形式も楽しいと思います。
お風呂の中で、 What’s this? といって
ターゲットにしている単語のジェスチャーゲームをする。
Feeling game感情を顔で表し、Happy? Sad? Angry?
お子様に先生になってもらい、ターゲットの単語を教えてもらう。などなど。
一緒に英語に触れ合うことが最も効果的だと思います。
日常の会話の中で楽しく英語を学ぶ環境を提供してほしいと思います。
お母様が大変なら、お父様にターゲットの単語を暗記してもらい
(暗記力が身に付きます笑)、
寝る前にお子様とどっちが多くターゲットの単語を言えるか、
など勉強という意識ではなく親子とのコミュニケーションの
一環として英語を取り込んでいただければと思います。
新しいことを日常に取り入れることは大変だと思います、
それを習慣にするにはもっと大変です。
出来ない日があっても勿論大丈夫です。
ゆっくり楽しく英語を学び、英語の基礎を身につけていきましょう。
そして何よりも子供たちが英語が好き、もっと知りたい!と思えるように頑張ります。